2009年3月30日月曜日

初通し

とりあえず今の段階でどうなってるのか通してみよう、
ということで昨日は初通しでした。

思っていたより長かった。45分弱。

完全に何となくですが、
70分の作品にしようと思っていたのです。
でもまだ書いていない部分、
25分に収まる気が全くしません。

稽古は楽しい、楽しく、なってきました。

書いた時点では
自分でも何のこっちゃ分からなかった部分の
意味が分かるようになったり。

それは、何度もやってみる中で
役者さんがしっくりくるところを探し、
これでしっくりくるってことはこういうことなんじゃないか
となったりするのです。

役者さんからの提案で気付かされるときは
とても楽しい。

先に分かっていて
その分かっていることをやろうとするときより
(や、「より」ってこともないかもしれませんが)、
動いてみて意味が後からついてくると
正しい気がするのと、
わくわくもします。

「頑張ってやろうとしてみたけど、
 台本のこの部分、やっぱ無理があると思うよ」
とかいうツッコミも入りだしました。

台本、まだ最後まで出来ていないのですが、
役者さん二人曰く、
「今までの部分全部リセットになっても大丈夫だから
 好きに書きねぇ」
だそうです。

確かに、ここでいきなり台本を取り払って
全く新しい台本を持ってきても
(もしくは台本を完全に排してしまっても?)
大丈夫な気がします。

毎回の稽古は、
「今日はこれが出来るようになった!」というような
具体的なものには感じられないのですが、
何かしらは積み重なっているようです。

2009年3月27日金曜日

メトロメ

昨日からバイト先の塾の春期講習が始まったのですが、
二日目にして声が枯れました。

場末のおかまバーみたいだよ。
おかまみたいだよ。
おかまかな?
おかまだね。


おかまです。


喉の腫れてザラザラした所を
舌で触ることに集中しすぎて、
乗る電車を間違えました。
方向とかじゃなくて路線から間違えていました。
私はJRに乗るべきでした。

さすがにひどいので驚きましたが、
コナクソという気分で
乗り換えに乗り換えて帰りました。メトロ。

2009年3月25日水曜日

出獄したい

間違い。出国です。

変換しようとして出なくて
あ、読み間違ったと気付きます。

自分の言葉が不自由になる所へ行きたいです。
そこで言葉を無理矢理にひねり出し、
でも所詮不自由な言葉なので
ネイティブの人が察してくれる、
そういう快適な状態に閉じこもりたい気分です。

しかし、明日は稽古です。

日本語は自由に扱えるはずなのに
伝えることはやはり困難ですが、
何だって言ってみないと始まらぬ、てんで。

とりあえずどんどん具体にしていこう。

2009年3月19日木曜日

打ち合わせ

舞台美術の大泉さんと打ち合わせをした。

私の話はあっちへ行ったりもっとあっちへ行ったりで、
「あぁ」「ふむー、ん?」と相槌を打ってはくださるものの、
私の伝えたいイメージが大泉さんの中で
あまり像を結んでいない様子が見て取れ、
焦る私、一時間くらい喋っていただろうか、

唐突に何かが来た。

あ、あー…!はいはいはい、あー。

というような感じ。

こちらとしては話す内容を特別変えているつもりはなかったのだけれど、
一度ひとつピッタリくるとそれまでの話も
あーはーそういうあれなのね、となって、

あ、それならさーこんなんどうかしら?
という大泉さんからの提案が

おー!それいいですね!!
というものだったりして、

大泉:お、じゃあこういうのもアリ?

私:いいすね!

大泉:こういうのは?

私:好きです!
  あ、じゃあそれをこうやってこうとか!

大泉:ほうほう。

私:そして更にこうこうこういうのとかどうですかね!!

大泉:や、それはなしでしょう。

私:(ぎゃーー!!!)

みたいな。

まぁ最後のやりとりは嘘ですが。

何かそういう楽しい行き来になったのでした。

一時間話して後の15分。
こういうことをあらゆるスタッフさん、役者さんとやりたい。

あー分かった!となるまでは、
しっくりはまってないけどとりあえず手に持っているような状態があって、
関係ある(のかないのかの)たくさんのことを共有すると
突然回路ができるのだろうか。

私がどういう回路なのかを分かってもらうのではなくて、
今回のメンバーの回路のようなものを作れたらいいと思う。

2009年3月5日木曜日

チラシができました

演出助手の北川くんが、
チラシを印刷してくれた。

私には印刷する場所も、技術も、紙も、お金もなかった。
北川くん、ありがとう。

家のプリンターのスキャナ機能を初めて使いました。
裏面が若干見えている。